《プリザーブドフラワーの開花の仕方》

こんばんは。

はなほのかです。


プリザーブドフラワーは生花を加工して作られています。

つぼみが開き始めた頃の若い花を収穫して加工するので、製品として出来上がったプリザーブドフラワーは、あまり咲いていない開花の状態で販売されています。


色々なプリザーブドフラワーのアレンジメントが店舗やお店などに飾ってあります。

その中には美しく咲いている花を見たことがあるかと思います。


実は、あのお花達は人工的に咲かせた状態。

プリザーブドフラワーの開花はとても繊細な技術で、開花の仕方によってお花の表情が変わってきます。


またそこがブリザーブドフラワーの魅力でもあります。


今日は開花の手法を簡単にご紹介。

ベーシックなローズから始めたいと思います。


☆プリザーブドローズの開花☆


①ローズのガクの部分を全て取り外します。


ガクを外したら花弁を外側から順番に外していきます。

外した順番がわかるように並べておきます。


➁花弁を外していき、残った花の花芯が1センチ程度になるまで外していきます。


外し終わったら花と茎の境目にグルーを付けて固定します。


➂残した花芯に外した花弁を付けていきます。


外した順番通りに元へ戻して、花を組み立てていくイメージです。


この時少しずつ角度を付けながら花弁を戻していくことによって、咲いているような表情を出していきます。

つける角度によって咲き具合を調整することもできます。




開花には幾つかの方法があり、今日ご紹介した手法はその中の一つです。

美しい開花に挑戦してみて下さい。



‘用語解説’

ガク→花びらの一番外側、下の方に付い ています。

花弁→花びら

花芯→お花の中心部分

グルー→接着剤。ボンドより早く固まります。

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