≪ビタミンC≫
今日はオトナ女子だからこそ気になる身体ケアについてお話しさせていただきます。
紫外線が気になるこの時期、積極的に摂取したい栄養素のひとつにビタミンCがあります。私達にとって身近な栄養素である ≪ビタミンC≫ について詳しく知っていきましょう。
ビタミンCは一般名「アスコルビン酸」として日本薬局方に収載されていてます。もちろん医薬品としても使用されています。
ビタミンCは食事からの摂取が基本ですが、摂取が不十分な場合や何らかの理由で体内のビタミンCが欠乏した際は、医薬品を使用することもあります。
「アスコルビン酸(ビタミンC)」の薬効薬理として代表的なものを2つ
①結合組織に対する作用
アスコルビン酸は結合組織の主成分であるコラーゲンの生成に関与しており、アスコルビン酸の欠乏は、皮膚、骨、歯、血管等の脆弱化をもたらします。すなわち、アスコルビン酸の投与によりコラーゲンの増加がみられます。
(ビタミンCはコラーゲンを作る時に助けてくれる補酵素として頑張ってくれます。)
②メラニン色素生成に対する作用
アスコルビン酸は、チロシンからのメラニン生成の過程で作用し、メラニン色素の生成を抑制します。
(日焼け対策としてビタミンCはメラニンの抑制を助けてくれます。)
このように人体にとって「アスコルビン酸(ビタミンC)」は、必要不可欠な栄養素ではありますが、先程お話したとおり食事からの摂取が基本となります。
特に過剰症はありませんが、毎日一定量を摂ることが大切ですので、食事を工夫して取り入れてみて下さい。
(オトナ女子部 薬剤師部員)
0コメント